顔面に存在する20の表情筋を、Kenhub標準分類に基づいて5領域に整理。さらに、orinnFACEメソッドで実践的に重要な関連筋(咀嚼筋・頸部筋)も含む。各筋名をクリックすると、詳細な解剖ページに遷移する。

狭義の表情筋(Kenhub標準分類)

顔面神経(CN VII)の支配を受ける、解剖学的に「表情筋」と分類される20筋。Kenhub標準の5領域(頬唇部・眼窩部・鼻部・頭蓋部・耳介部)で整理する。

頬唇部(11筋)

口と唇の周りに位置する、表情筋の中で最も筋数が多い領域。笑顔・発声・食事など、多様な動きを担う。

眼窩部(2筋)

目の周囲に位置する筋。まばたき・目の閉鎖・眉間の動きに関わる。

鼻部(3筋)

鼻の周囲に位置する筋。鼻翼の動き・嫌悪表情・呼吸補助に関わる。

頭蓋部(2筋)

額・頭頂・後頭に位置する筋。眉の引き上げ・頭皮の張力維持に関わる。

耳介部(3筋・準備中)

耳の周囲に位置する退化的な筋。人間ではほぼ機能していない。教科書としての網羅性のため記載する。

  • 前耳介筋(ぜんじかいきん)
  • 上耳介筋(じょうじかいきん)
  • 後耳介筋(こうじかいきん)

顔の動きに関わる関連筋

分類上は「表情筋」ではないが、顔の輪郭・動き・印象に直接影響する筋。orinnFACEメソッドにおいて、表情筋と一体的に扱う重要な筋群。

咀嚼筋(3筋)

三叉神経(CN V)の支配を受け、咀嚼を担う筋。顔の左右差・エラの輪郭・顎関節機能に関わる。

頸部筋(2筋)

首に位置する筋。顔のリンパ流動・フェイスラインの輪郭・からだドミノの起点となる。

orinnFACEメソッドの実践分類との対応表

orinnFACEメソッドでは、Kenhub標準の解剖分類を基礎としつつ、実践的なトレーニング・施術の観点から、独自の領域分類を用いる場合がある。両者の対応関係は以下のとおり。

Kenhub標準分類 orinnFACEメソッドの実践分類
頬唇部 口周り
眼窩部 目周り
鼻部 鼻周り
頭蓋部 額・頭部
咀嚼筋(関連筋) 咀嚼筋
頸部筋(関連筋) 頸部

解剖学的にはKenhub標準分類を基準とするが、実践現場(施術・セルフケア)では、orinnFACEメソッドの実践分類を用いることで、トレーニング・評価が分かりやすくなる場合がある。両者は対立するものではなく、目的に応じて使い分ける。

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